ティラノサウルス・レックス「スー」で裁判?骨折跡?日本上陸は?

ティラノサウルス・レックスが日本上陸なんてことになってたまに話題になりますよね。

ティラノサウルス

ティラノサウルスの化石は実は化石はあまり多く発見されておらず、完全体に近いものは3体しかいません。

面白いことにこの3体には「スー」、「スタン」、「ジェーン」といった名前がつけられております。

中でも最も体長が大きいのは前兆12.8mの「スー」で、これは発見者であるスーザン・ヘンドリクソンの名前からとったそうです。


「スー」の性別ははっきりとはわかっておりませんが、メスではないかと言われております。名前も女性っぽいのでこれで実はオスだったなんていったら、ちょっと複雑です。

「スー」は1990年に米国サウスダコタ州で発見されました。

しかし発見後、発掘者や土地所有者などの間で所有権の争いが起こりました。

FBIと軍隊が出てきて、骨を押収するという始末だったといいます。

発見地はネイティブアメリカンであるスー族の居住区にあり、スー族の血を引く牧場主の敷地内でした。

結局、裁判において「ティラノサウルスの化石は不動産である」という面白い判決が下され、所有権は牧場主のものとなりました。

それにしても、「スー族」っていうのが面白いですね。

「スー」のネーミングには関係なかったといいますが、少なからず影響したのではないかと個人的には思います。

発見者の名前を取るなら「スー」ではなくて「スーザン」でよい感じがします。それをあえて「スー」にしたあたりが微妙です。

ティラノサウルス スー

問題の骨はオークションにかけられ、米国フィールド博物館が10億円で競り落としたといいます。

この影響を受けてか、トレジャーハンターというか化石ハンターと呼ばれる人たちが出てきたそうです。

もっとも、発見しても土地所有者のものになるのなら、やっていてもしょうがない感じがしますが、所有権のない土地をさがすのでしょうかね。

土地所有者はわざわざ化石を見つけるために、自分の土地を自分で発掘するなんてことはないと思いますので、「化石が不動産で土地所有者のもの」という見解は、新発見の可能性を低くすると思います。

発掘者にも利益があれば、もっと発掘作業が盛んになるかも知れません。


「スー」のすねには骨折が治癒した跡があるといいます。これは歩けなくなるほどの骨折だったといわれております。

単独で生活していれば骨折して歩けなくなったら、食料にもありつけず終わりです。

このため、歩けない間は群れで生活していて仲間が食料を運んできていたのではないかと想像されます。

群れで生活するのは多くの生き物にあることですが、恐竜が仲間を助けるなんて本当ならちょっと感動してしまいますね。

ティラノサウルス ジェーン

現在、ティラノサウルスの「ジェーン」が京セラドーム大阪に手印字されておりますが、「スー」は日本に上陸したことはあるのでしょうか。

「恐竜博2005」で国立科学博物館に展示されていましたが、それ以外の記録は調べてもわかりませんでした。

レプリカが北九州市立いのちのたび博物館に展示されるということはありました。


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