減反政策が廃止?メリットと問題点は?補助金の金額は?

日本では米の価格を維持するために「減反政策」をとっていますが、政府はこの政策を見直す方法で検討に入りました。

米

今まで聖域と言われていた部分なので、これについては今後、かなりの反発が予想されます。

「減反政策」は米の生産を抑制するために農家の米の生産量を政府が指示する政策です。

これによって、米農家は作付面積の削減などを余儀なくされておりますが、使用できない水田で大豆や麦などの栽培をしている農家もあります。


米の生産量を調整することで結果的に米の価格の水準を保つことができるというメリットが農家にとってはあります。

その一方で、競争力を失って我々は結果として高い価格水準の米を購入しているという問題点があります。

こういった保護された弱い農家が関税撤廃などで国際競争にさらされたら、たちまち立ち行かなくなってしまうことでしょう。

ニュースで見た覚えがありますが、アメリカのコシヒカリもどきの米は、日本の米の価格の1/3程度でした。

品質とかを考えるとこの差は一概にいえませんが、それにしてもこれは大きな価格の差です。

農薬を飛行機から撒くというようなことをやっておりましたが、元々、アメリカと日本では土地の広さが違うので、もし競争することになったら価格面では対等ではないのかも知れませんね。

米

「減反政策」で米の価格は高い水準に保たれますが、大きな水田を所有している農家は、もちろん、これだけでは納得しないでしょう。

そのため、生産量を減らされた農家には補助金が出ておりますが、その額は毎年2000億円になるそうです。

もし「減反政策」を廃止すれば、こういった補助金を受け取っている農家は、実は経営次第では、逆に大きく儲けるチャンスがあるもかも知れません。

問題は中小農家になります。

米の値段が下がり淘汰されていくところも多くなるのではないでしょうか。

いまTPPの交渉を行っておりますが、政府には米の国際競争力を高めるといった狙いがあるようです。

どうもインパクトが薄いとか弱いとか言われていたアベノミクス第3の矢ですが、ここに来て急に本格的な勝負に出た印象です。


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